World Data Viz Challenge 2019

International workshop on Data Visualization

at Barcelona on November 2019

神戸市・バルセロナ市共催
データヴィジュアライゼーションワークショップ開催

街中に張り巡らされたセンサーネットワーク、人々が持つスマートフォン、こうしたデバイスから刻々と吐き出されるデータは都市の状態を写し取った鏡のようなものです。
本ワークショップはダイナミックなデータや統計データなど、都市に関するあらゆるデータを駆使して都市の抱える課題の解決に資する可視化作品やアプリを募集します。

神戸市では、オープンデータの蓄積・公開を推進し、市民・事業者とICTを活用して地域課題を解決するオープンガバメントを実践しています。
バルセロナ市は神戸市の姉妹都市であり、オープンデータ利活用やオープンガバメントの分野の先進的都市として世界的に知られています。
そんな神戸市とバルセロナ市が連携して、まちづくり×ICTをテーマとする、オープンデータのヴィジュアライゼーション(可視化)を通じたワークショップ及び先進事例を学ぶ視察ツアーを開催します。

データビジュアライゼーション作品やアプリを募集

データビジュアライゼーションは人々が都市について考えるときにはとても有効なツールです。都市の状態を可視化し、課題を明らかにし、ソリューションを発想するのに役立ちます。そして、ソリューションを実行に移した後に効果測定を行うにもデータビジュアライゼーションは有効です。
都市の課題解決においてPDCAサイクルを実践しようとした場合にデータビジュアライゼーションは欠かすことの出来ないツールと言えます。
本ワークショップでは、都市の課題解決にデータを活かすという観点からデータビジュアライゼーションにチャレンジします。

バルセロナでのワークショップ参加を目指そう!

11月にはバルセロでワークショップ&ツアーを実施します。
バルセロナでのワークショップに参加できるのは限定8組程度。一般応募枠と国内ワークショップ参加優秀チーム枠を用意しています。

国内ワークショップ最優秀チームには渡航費補助の特典も。

今回のメインテーマは「気候変動」

今年のWDVCでは神戸市とバルセロナ市共通の推奨テーマとして「気候変動」に決定しました。
気候変動は地球規模の課題として日本のみならず世界中で関心の高いテーマです。

気候変動はわれわれの生活に大きな影響を及ぼし、また、地球上のあらゆる生物、そして、生態系に甚大な影響を与えます。
いま、地球上ではどんな変化が起こっているのか、マクロ、ミクロを問わず、多様な視点でデータを分析することで、新たなインサイトや思考のきっかけを与えるような作品を期待しています。

なお、テーマの選択は自由。気候変動以外のテーマでの作品も受け付けます

オープンデータを活用しよう!

世界の都市では、誰もが自由に扱えるように整えられたデータをウェブに公開する取組「オープンデータ」が進められています。神戸市、バルセロナ市の他、各国政府、世界銀行、ヨーロッパ連合などが公開するオープンデータサイトを紹介します。

Barcelona RoundNovember 2019

Workshop Day 1
Learn and Think about Digital City

ワークショップ1日目は「バルセロナ市と神戸市のデジタル&オープンデータ戦略」と題してフォーラムと視察ツアーを開催。基調講演や視察ツアーを通じてバルセロナ市のデジタルガバメントやオープンデータの取組について学びます。

会場は22@エリアにあるバルセロナ市のオフィスが会場になります。バルセロナ市では19世紀の産業遺産が残る同エリアを都市再生のシンボルとして戦略的にリノベーションを進め、先端産業を集積させています。その大胆な計画で一躍話題となったスーパーブロックの実証実験も同エリアで行われています。
デザインセンターやアグバルタワーといったバルセロナの新しいアイコン的近代建築も見物です。

※ 会場は変更になる場合があります

2@ Area
photo from http://ajuntament.barcelona.cat

基調講演

IoTを活用したアーバンマネージメントやデータ分析結果に基づいたアーバンデザインなどスマートシティーの先進都市として有名なバルセロナ市ですが、近年ではデジタルガバメントやデジタルデモクラシーの分野にも注力しています。
そうした、先進的な取組について紹介してもらいます。

※ 日英同時通訳を予定しています

※ 講演者や講演内容など詳細が決まり次第、ホームページでお知らせします。

視察ツアー

22@エリアを中心に、スーパーブロックをはじめとするスマートシティーの取組、ベンチャーインキュベーション施設などバルセロナ市のツアーガイドによる解説付き視察ツアーを実施します。

※ 日本人ガイドによる逐次通訳を予定しています

※ ツアーの詳細は現在調整中です。決まり次第、ホームページでお知らせします。

Workshop Day 2
Discuss and interact

ワークショップ2日目は日本、スペイン両国での予選を勝ち抜いた参加者によるデータビジュアライゼーション作品のプレゼンテーションが繰り広げられます。
また、参加者やバルセロナ市の職員も参加する交流会を実施します。互いの取組について意見を交わして交流する貴重な機会です。

会場はスマートシティーエキスポワールドコングレスと同会場のセミナールームで行われます。

Smart City Expo World Congress 2019

11月19日〜21日の3日間、世界最大のスマートシティーの展示会Smart City Expo World Congress 2019がバルセロナ市で開催されます。
WDVC2019は連携イベントとして、Smart City Expo World Congress 2019と同じFira Barcelonaのセミナールームで開催されます。登壇者にはSmart City Expo World Congress 2019の期間中出入り自由なパスが無償で提供されます。

バルセロナラウンド実施概要(調整中)

  • 現地集合、現地解散となります
  • 参加費には旅費は含みません。また、航空券、宿泊施設は各自で手配してください
  • ワークショップ参加者にはSmart City Expo World Congress 2019の3Daysパスが無償で提供されます
  • オブザーバー参加者はSmart City Expo World Congress 2019のパスは各自で準備してください
  • 10月12日(土曜日)に事前説明会を開催します。詳しくは神戸ラウンドの実施概要をご覧下さい
バルセロナでの主な日程
2019年11月17日夕方現地集合〜オリエンテーション
2019年11月18日09:00〜16:00Workshop Day 1
講演とスマートシティーツアー
2019年11月19日15:30〜17:00Workshop Day 2
ワークショップとスマートシティーエキスポ参加
2019年11月20日終日フリースマートシティーエキスポ参加〜現地解散
Workshop Day 1
2019年11月18日(月曜)
場所
ポブレノウ地区を予定
参加費
学生:無料
一般:3万円(税別)
オブザーバー参加:5万円(税別)

プログラム例
(実施内容は現在調整中です。昨年度の実施内容を掲載しています)

08:00集合して会場まで移動
09:00 - 09:10バルセロナ市と神戶市によるオープニングトーク
09:10 - 09:30神戶市によるオープンデータとオープンイノベーションの取組について
講演:寺崎 秀俊(神戶市副市⻑)
09:30 - 10:20バルセロナ市のデジタル計画と施策について
講演:Joan Batlle(バルセロナ市情報局ディレクター)
10:20 - 10:50バルセロナ市のオープンデータとデータポリシー
講演:マリウス・ボアダ(バルセロナ市データ責任者)
10:50 - 11:15バルセロナ市のIoT基盤Sentilo
講演:Jordi Cirera(バルセロナ市情報局)
11:15 - 11:40バルセロナ市のGDPRに基づいたマイデータ活用戦略〜DECODEについて〜
講演:Pau Balcells(バルセロナ市)
11:40 - 12:00Q&A
12:00 - 13:00Lunch Buffet
13:00 - 16:00スマートシティーツアー
Workshop Day 2
2019年11月19日(火曜)
場所
Fira Barcelona内

プログラム例
(実施内容は現在調整中です。昨年度の実施内容はを掲載しています)

12:00 - 14:00各チーム10分程度で通訳との事前打ち合わせ
16:15開場集合
16:30 - 19:30参加者によるプレゼンテーションと質疑応答

Kobe RoundSeptember - October, 2019

Pre Event
Join and make your team

バルセロナでのイベントに先行して、神戸市内でプレイベントを開催します。
9月から10月の2ヶ月間、3回にわたって開催されるワークショップでは、取り組む課題を決定、一緒に取り組むチーム作り、作品のコンセプトを考え、試作、ブラッシュアップ、最終的に成果発表をしてもらいます。

最優秀チームはバルセロナラウンドご招待

ワークショップの優秀チームにはバルセロナラウンドへの優先参加枠を用意しています。
さらに、最優秀チームには副賞としてバルセロナの渡航費を提供します。

※ 航空券、宿泊費を対象として1チーム上限40万円、1人上限15万円まで。領収書が必要となります。

※ バルセロナラウンドへ参加するには所定の条件を満たしている必要があります。詳しくは応募要項をご確認ください。

神戸ラウンド実施概要

9月14日(土曜日)

データビジュアライゼーション作品制作に取り組むチームビルディング〜作品のコンセプトづくりを目的としたワークショップを二日間にわたって開催します。

2019年9月14日(土曜)
時間
10時開始(9時45分開場)〜17時
場所
神戸ポートオアシス502
対象
学生・社会人
参加費
無料
10:00 - 10:20イントロダクション
10:20 - 10:40オープニングトーク(神戸市企画調整局産学連携ラボ エネルギー政策担当課長 南部 法行)
10:40 - 12:20フィールドワーク:水素施設見学(川崎重工業 ご担当者様より説明)
12:20 - 13:20ランチ
13:20 - 13:40話題提供(株式会社ポモナファーム 豊永翔平)
13:40 - 17:00未来課題発見ワークショップ
9月15日(日曜日)
2019年9月15日(日曜)
時間
10時開始(9時45分開場)〜17時
場所
KIITO ギャラリーC
対象
学生・社会人(国籍は問いません)
参加費
無料
10:00 - 10:20振り返り
10:20 - 12:00未来課題創出B-up
12:00 - 13:00ランチ
13:00 - 13:20話題提供(千葉大学 松野 泰也)
13:30 - 17:00ワークショップ(アイデアソン、チームビルディング、チーミングなど)
10月12日(土曜日)

2019年10月12日(土曜日)に開催を予定しておりました、「World Data Viz Challenge 2019 神戸ラウンド成果発表会」は、台風19号の接近に伴う悪天候、交通機関の乱れなどが予想されることから、参加者のみなさんの安全を第一に考え開催中止とさせていただきます。

なお、同日17時から予定しておりました、バルセロナ説明会はテレビ会議の形式で実施します。

これまでの成果を発表してもらいます。
その場で審査、優秀チームを決定します。

2019年10月12日(土曜)
時間
13時開始(12時45分開場)〜17時
場所
KIITO 301
対象
学生・社会人(国籍は問いません)
参加費
無料
13:00 - 13:20振り返り
13:20 - 14:50発表準備
15:00 - 16:30発表会
16:30 - 17:00クロージング
17:00 - 18:00バルセロナ説明会

※ プログラムは変更になる可能性があります

講師紹介

豊永 翔平

1989年愛知県生まれ。早稲田大学考古学研究室にてカンボジアの遺跡発掘、景観・文化保存の活動に携わる。その際アジア各国で目にした、文化遺産の周りに起こる環境破壊や地方産業の衰退から起こる若者の都市への一極集中に疑問を覚え、地域の基盤産業を作るべく環境保全と両立する農産業の可能性を探る。
大学卒業後は経営コンサルティング会社を経て、2016年沖縄で環境適応型農業技術の研究開発を行う「Cultivera LLC」を設立。 全国各地で新規事業開発を行いながら、17年にはジョイントベンチャープロジェクトとして製薬会社、地元営農組合より共同出資を受け、多気町に自社農園である株式会社ポモナファーム設立。18年8月から生産を開始している。

松野 泰也

千葉大学大学院
融合理工学府地球環境科学専攻
都市環境システムコース
教授 学府コース長

個人ブログ
研究室HP

バルセロナラウンド参加者向け説明会

2019年10月12日(土曜日)17時より、KIITOで実施予定でした「バルセロナ説明会」は台風19号の影響が予想されるため、KIITOでの実施は中止。
同日17時より、テレビ会議形式のみで実施します。

ワークショップ参加申込みをいただいている方には別途ご連絡させていただきます。他、参加を希望される方は事務局までお問合せください。

バルセロナでの旅程や事前準備について説明します。
バルセロナラウンドに参加する方は原則必ず参加してください。

会場での参加が難しい方には、テレビ会議形式で参加いただけます。希望者は事前にご相談ください。

2019年10月12日(土曜)
時間
17時〜18時
場所
KIITO 301
対象
バルセロナラウンド参加者(オブザーバー参加を検討している方もご参加いただけます)
参加費
無料

応募要項

応募方法(一般)

専用フォームから必要項目を記載の上応募してください。

応募期間

2019年8月26日(月曜日)〜2019年9月29日(日曜日)

応募締め切りました

対象

学生・社会人(国籍は問いません)

※ 未成年が参加するには成人の引率者の同行が必要となります

募集人数

6組程度(20名程度)

※ 個人またはグループでの応募が可能です

※ 審査員による書類審査の上決定します

参加費用

一般:3万円(税別)/人

学生:無料

参加費には旅費は含みません。また、航空券、宿泊施設は各自で手配してください

ワークショップ参加者にはSmart City Expo World Congress 2019の3Daysパスが無償で提供されます

応募方法

「応募フォーム」からエントリーしてください。

応募締め切りました

応募フォーム
応募フォーム入力項目
  • 応募者名
  • 住所
  • 性別
  • 生年月日
  • 所属(学校名及び専攻、会社名及び役職)
  • 連絡先電話番号
  • メールアドレス

※ グループで応募の場合は全員の情報を記入してください

作品についてのプレゼンテーション

ワークショップで発表する作品について説明した資料を作成してください。審査の段階では必ずしも完成している作品を添付する必要はありません。
コンセプトや意欲を評価して審査します。

※ 本番ではデモンストレーションやプレゼンテーションができる状態である必要があります。

  • 題名
  • コンセプト(なにをテーマにどのように表現するかなど、想定したシナリオ等)
  • 使用データ
  • 自己PR
  • 提出可能な参考作品(あれば)

選考方法

神戸市職員や有識者が選考します。

選考基準
項目説明配点
コンセプト課題に対する理解や考え方が優れているか40
データ活用神戸市やバルセロナ市のオープンデータ等、データの使い方が優れているか20
自己PR応募者の活動など自由にPRしてください10
実現能力作品を完成させるために必要な技術が備わっているか、計画性があるか30
発表方法

選考の結果はメールにて通知します。
10月4日(金曜日)頃を予定しています。

オブザーバー参加申込み

参加費用:5万円(税別)/人

バルセロナラウンドではオブザーバー参加を若干名うけつけています。

ワークショップ登壇者や現地関係者との交流会を含むバルセロナラウンドすべてのプログラムに参加いただけます。

参加費には旅費は含みません。また、航空券、宿泊施設は各自で手配してください

Smart City Expo World Congress 2019のパスは費用には含まれません。ご自身で準備してください。

参加を希望される方は、kobebcn[at]u-deco.de([at]は@に置き換えてください)までお問合せください。

その他の参加条件

  • 発表する作品は、応募者本人が作成、権利を持つ作品に限ります。(過去に公開発表された作品でもかまいません)
  • 発表する作品はCC-BY4.0(国際)での公開に同意していただいたうえ、神戸市のウェブサイト等に掲載する場合があります
  • 作品を提出する場合、特殊なアプリケーションをインストールすることなく、再生や表示ができることが望ましい
  • 選考にあたって、選考委員会によるヒアリングを実施する場合があります。要請があった場合は対応していただきます
  • 出国するにはパスポートの残存期間が出国日より3ヶ月以上必要となりますのでご注意ください
  • 日本国籍以外の方は日本からスペインに渡航するためのビザ取得が必要となる場合がありますので、あらかじめ申告してください
  • バルセロナラウンド参加者向け説明会に必ず参加してください
  • 参加者は渡航前に各自で海外旅行保険に加入してください

神戸ラウンド参加応募要項

申込み専用サイトから必要項目を記載のうえ申込みしてください。

応募期間

2019年8月26日(月曜日)〜2019年9月13日(金曜日)24時00分締切

応募締め切りました

対象

学生・社会人(国籍は問いません)

3日間とも参加することを推奨します

募集人数

40名程度

応募方法

応募専用サイトからエントリーしてください。

応募専用サイト

問い合わせ先

神戸市・バルセロナ市連携 World Viz Challenge 2019事務局
kobebcn[at]u-deco.de([at]は@に置き換えてください)